2019年 SMBCシンガポールオープン

稲森佑貴、市原弘大ら賞金ランク上位が予選落ち濃厚

2019/01/18 21:27
稲森佑貴は第2ラウンドを通算5オーバー暫定123位で終えた

◇国内男子&アジアンツアー◇SMBCシンガポールオープン 2日目(18日)◇セントーサゴルフクラブ (シンガポール)◇7403yd(パー71)

初日に続き第2ラウンドも日没サスペンデッド。2018年度の国内賞金ランク3位の稲森佑貴、同4位の市原弘大、同9位の時松隆光は予選落ちが濃厚となった。

昨年10月の「日本オープン」を制した稲森は通算5オーバー暫定123位で終え、「ズタボロでした。全然ゴルフにならなかったです」と肩を落とした。前週の米ツアー「ソニーオープンinハワイ」に出場し16日(水)にシンガポール入り。練習ラウンドすらできずに開幕戦に挑んだ。「分かってはいたんですけど、ここまで疲れるとは思ってなくて、最後はもう足が限界で立っているのがやっとです」と過密スケジュールに追い込まれる形となった。

市原弘大は第2ラウンドを通算3オーバー暫定105位で終えた

昨季2勝の36歳、市原は通算3オーバー暫定105位とし「アイアンとの流れがまだうまくつかめなくて、その辺で苦労しました」と、新しく投入したドライバーの調整不足が響いた。国内ツアーの次戦、4月の「東建ホームメイトカップ」までは「ニュージーランドオープン(アジアンツアー、3月)もあるし積極的に試合に出て調整したい」とし、今年の目標を「去年2勝できたので、それで終わらないようにいいゴルフを作っていきたいなと思います」と前を向いた。

昨年5月の「関西オープン」を制した時松は、前半9番でティショットを左に曲げダブルボギーを喫するなど精彩を欠き、通算3オーバー暫定105位で終えた。「練習が足りない。いい意味でたたかれたかな」と口調に悔しさを込めた。「池を恐がって広い方、広い方に打ってしまったので、チャンスにつけられなかった」と日本とアジアン共催ならではのセッティングにも苦しんだ。「幸先が悪いので、何とか調整して4月に間に合うようにしたいです」と必死に顔を上げ、クラブハウスをあとにした。(シンガポール・セントーサ/柴田雄平)

時松隆光は第2ラウンドを通算3オーバー暫定105位

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