2017年 日本シリーズJTカップ

18番でまさかの4パット 宮里優作は首位スルリ

2017/12/01 17:25
上がりの4パットが痛恨。それでもまだ逆転の目はおおいにある

◇国内男子メジャー◇ゴルフ日本シリーズJTカップ 2日目(1日)◇東京よみうりカントリークラブ(東京)◇7023yd(パー70)

クラブハウスに上がって来るなり、「4パット…まさかでしたね。いや、きついなぁ」と思わずうめき声を漏らした宮里優作。17番までに3つ伸ばして一時は首位に並びながら、最終18番(パー3)を4パットのダブルボギーとして、首位と3打差の通算2アンダー8位タイ。大会を好位置で折り返したが、悔しさをにじませた。

賞金ランクトップの小平智を約1700万円差で追う同ランク2位。勝てば自身初の賞金王となる。この日のスタート前に、タイトルを争う同3位のチャン・キム(米国)が棄権し、小平智も同4位の池田勇太も下位に沈んでいる。とはいえ、勝たなくては賞金王のタイトルには届かない。「だから…、追い付いておきたかった。悔しいです」と唇をかんだ。

18番(パー3)。手前から12mのファーストパットは「手前よりは奥がいいと思って、少し強めにいれた」とカップを2mオーバー。返しは「フックで読んでいたけど結構曲がった」とカップをすり抜けた。下から1mのボギーパットも「真っ直ぐかと思ったらフックした」と肩を落とした。

「きょうは急にパターがおかしくなった。前半は読みだったけど、いま落ち着いて考えると、少しずつ出球がずれているのかなと思っている。アライメント(アドレスでの体の向き)も含めてチェックしてみます」と締めくくった。(東京都稲城市/今岡涼太)

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