2017年 日本オープン

悩ましい?WGC出場権は誰の手に

2017/10/14 07:13
賞金ランキングトップに立つ宮里優作はなんとか予選を通過した

◇国内男子メジャー第3戦◇日本オープンゴルフ選手権競技 2日目(13日)◇岐阜関カントリー倶楽部 東コース(岐阜)◇7180yd(パー70)

2017年の国内男子ツアーは今週の「日本オープン」を含めて残り8試合。賞金レースが本格化する終盤戦に入ったが、今大会終了後には2週後に中国で行われる「WGC HSBCチャンピオンズ」(上海・シェシャンインターナショナルGC)の出場権獲得者が決まる。

大会は今年、週明け10月16日(月)付の賞金ランキングで上位2人に出場権を付与する。現段階ではランクトップの宮里優作、2位の小平智が対象となるが、2人とも態度を保留している。

同じ週には国内ツアー「マイナビABCチャンピオンシップ」(兵庫・ABCゴルフ倶楽部)が開催される。初の賞金王戴冠もかかる宮里は、翌週に地元沖縄で行われる「HEIWA・PGA選手権」(PGMゴルフリゾート沖縄)への疲労面での影響も懸念。「日本オープンが終わってから考えようかなと思います。HSBCには、めちゃくちゃ出たい気持ちがありますけど…ちょっと考えています」と話した。

小平も「今、考えてますね…。僕はABCのコースが得意なので、そこらへんも悩みどころ。まだ検討中。(ランキングが)決まってから、決めようかなと思います」とした。「日本オープン」は、予選ラウンドを終えて池田勇太が首位。優勝すると賞金ランキングトップに躍り出る可能性もある。

WGCには日本勢ではすでに前年大会優勝の松山英樹が参戦予定。谷原秀人は現在19位の欧州ツアーランキング(レース・トゥ・ドバイ)で上位30位を確保すれば、エントリーが可能となる。(岐阜県関市/桂川洋一)

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