2017年 ホンマツアーワールドカップ

大会連覇へ吉兆?池田勇太が練習日にホールインワン

2017/10/04 17:24
開幕前日はプロアマ戦に出場した池田勇太。自身2度目の大会連覇に挑む

◇国内男子◇HONMA TOURWORLD CUP 事前(4日)◇京和カントリー倶楽部(愛知)◇7190yd(パー71)

今季2勝を挙げ賞金ランク7位につける池田勇太が、自身7年ぶり2度目の大会連覇(2009、10年「ブリヂストンオープン」)に向けてディフェンディング大会に乗り込む。開幕前日はプロアマトーナメントに出場。18ホールをプレーして最後の調整を終えた。

今年から会場を移した愛知県の京和CCは、過去にラウンド経験のない未知のコース。ピンポジションによって難度がガラリとかわる傾斜の強いグリーンに警戒を示し、スコアメークの鍵とした。

「連覇もそうだけど」と前置きした上で、意識を向けるのは一週間後に控える「日本オープン」だ。「来週に向けて、ここでもう1つ(優勝)という気持ちになればいい」とモチベーションを高めた。

「ANAオープン」で2勝目を挙げたあと、「なんだかよく分からないゴルフが続いている」と振り返る直近2試合は54位、62位と低迷中。いずれも初日の出遅れが響いただけに、「久しぶりに初日から気持ちよくいきたいね」と語気を強めた。

前日火曜日の練習ラウンドでは、打ち降ろしの12番(パー3/196yd)で、16年「ダンロップフェニックス」2日目以来となるホールインワンを達成。スタートダッシュを誓う開幕前に吉兆を得た。

池田は初日、午前7時50分に10番からティオフ。大堀裕次郎、欠場した高山忠洋の繰り上がりでフィールドに入った富村真治と同組でプレーする。(愛知県豊田市/塚田達也)

2017年 ホンマツアーワールドカップ