2017年 トップ杯東海C

20アンダー目指す! 小平智が挑む記録的V

2017/09/29 19:20
結婚後初優勝へ!小平智が首位に浮上した

◇国内男子◇トップ杯東海クラシック 2日目(29日)◇三好カントリー倶楽部 西コース(愛知)◇7325yd(パー72)

1打差の3位から出た小平智が6バーディ、2ボギーの「68」で回り、通算9アンダーで首位に立った。

「落ち着いて波もなくできた。満足でも不満足でもないですね」と淡々と話した18ホールのハイライトに挙げたのは、後半12番(パー5)のパーセーブだ。「(1打目が)ラフにいってボールに泥がついたが、グリーン手前からのアプローチを1mに寄せられた」と振り返り、隠れた好プレーにうなずいた。

昨年は片岡大育が通算16アンダーで優勝したが、小平はさらに上をいく通算20アンダーを今年の優勝スコアに設定する。Y.E.ヤン(韓国)が保持する大会レコードの通算18アンダー(05年)をも上回る数字だ。

「練習ラウンドをした感じです。それを目指してやっている。きょうは4アンダーでひとつ足りなかったので、あした取り返したいです」。女子プロゴルファーの古閑美保と今年3月4日に結婚して以来、初めての優勝もかかっている。残り2日間に向ける言葉に、自然と力がこもった。(愛知県みよし市/玉木充)

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