2017年 日本プロ日清カップ

ホロ苦い教訓を得た誕生日 21歳になった星野陸也が8位浮上

2017/05/12 19:08
21歳の誕生日に8位浮上。星野陸也が上位で決勝ラウンドに進んだ

◇国内メジャー初戦◇日本プロ日清カップ 2日目(12日)◇かねひで喜瀬カントリークラブ(沖縄県)◇7217yd(パー72)

大会2日目に21歳の誕生日を迎えた星野陸也は1アンダーの27位タイからスタート。6バーディ、4ボギーの「70」として通算3アンダー8位タイに浮上したが、4つのボギーが集中したラスト5ホールについて「マネジメントミスが多かった」と振り返り、終盤の失速に悔いを残した。

自らの誕生日を祝うかのように、リーダーボードを駆け上がった。前半13番まで6バーディを量産して首位に肉薄。「この調子で一気にトップにいける」と息巻いたが、「途中からピンを狙いすぎてミスが増えた」と14番(パー3)のボギーから流れが傾き、最終18番(パー5)も4オン2パットのボギーフィニッシュとした。

取材を前に「あー、もう・・・」とつぶやき、天を仰いだが、「何ごとも、油断しちゃいけないということですね。いい誕生日になりました」と笑顔を向けるのも、21歳の天真爛漫なところ。ほろ苦さと同時に、良い教訓を得たバースデーラウンドになったようだ。

なお、21歳2日での優勝となれば、1973年のツアー制施行後では77年の中嶋常幸(22歳340日)を抜いて大会史上最年少。施行前までさかのぼると、28年大会を制した浅見緑蔵の20歳102日がある。(沖縄県名護市/塚田達也)

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