2017年 レオパレス21ミャンマーオープン

「25年やっても忘れちゃう」 2度の賞金王が実感したこと

2017/01/26 21:17
アドレスを少し変えて劇的に改善。キョンテが会心の5アンダー

◇国内男子&アジア共同主管◇レオパレス21ミャンマーオープン 初日(26日)◇パンラインGC(ミャンマー)◇7103yd(パー71)

5バーディ、ノーボギーの5アンダー「66」、3位で滑り出したキム・キョンテ(韓国)は「良い感じで終われましたね」と、うれしそうに笑みを浮かべた。

今季初戦となった先週は「初日、2日目は悪くなかったけど、決勝ラウンドはすごく曲がった」と1Wの安定感に苦しんで39位。「スイングも変えていないし、去年と同じ感覚で打っているのに何か違って…」と、その原因に頭を悩ませ、ようやく見つけたのは開幕2日前の練習ラウンドが終わるころ。

「ゴルフを25年くらいやっていても忘れちゃうんですね。アドレスを少し変えたらすごく良くなった」と、“立ち方”で劇的に改善したという。「右に行くのが嫌だったから、下半身だけ少し右を向いていた(アマチュアはこの場合、左を向きがちだが…)。少し左を向いたら良くなった」。

「スタート前は少し心配していたけど、朝の3~4ホールの1Wがすごく良くて、これなら自信を持っていけると思った」と、この日は14ホール中12ホールでフェアウェイキープ。「これからグリーンはもっと硬くなる。ラフからだと止まらないので、ティショットが悪かったらバーディを獲るのは無理だと思う」という週末に向け、頼もしい手応えを得た。(ミャンマー・ヤンゴン/今岡涼太)

2017年 レオパレス21ミャンマーオープン