2017年 SMBCシンガポールオープン

QTトップ通過の星野陸也 シンガポールで海外デビュー

2017/01/18 08:01
星野陸也は高校生のときのハワイ以来となる海外試合に、プロとして初めて臨む

◇国内男子◇SMBCシンガポールオープン 事前情報(16日)◇セントーサGCセラポンC(シンガポール)◇7398yd(パー71)

昨年のファイナルQTで、2位に7打差をつけてトップ通過を果たした20歳の新星・星野陸也が、今週のシンガポールでプロとして初の海外試合に挑む。

「今年初戦だし、アダム(スコット)(セルヒオ)ガルシア(アーニー)エルスと、世界のトップ選手たちもいる。3人に勝てるように頑張りたいです。1日だけでも。いや、ハーフだけでも(笑)」と、徐々に現実的になる抱負を語った。

昨年は持ち球だった低弾道ショットを、プロのトーナメントセッティングに対応することを目指して、高弾道へと変えながらの戦いだった。「このままだと、グリーンで止められないから」。今週のコースもグリーンは硬く、速い。スイング改造の道はまだ半ばだが、4月の国内開幕に向けての良い腕試しになることだろう。

コースの印象を聞くと、第一声は「日本では見たことがないですね。グリーンのすぐ隣が海とか、ないじゃないですか!?」と、新鮮な驚きを語った星野。昨年、プロ2戦目となった「アジアパシフィック選手権ダイヤモンドカップ」では、平均飛距離306.55ydでドライビングディスタンス賞を獲得したスケールの大きなゴルフを武器に、世界のフィールドに打って出る。(シンガポール・セントーサ/今岡涼太)

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