賞金王争う谷原秀人と池田勇太 ちょっぴり不安な開幕前日
2016/11/16 18:51
◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 事前情報(16日)◇フェニックスカントリークラブ(宮崎)◇7027yd(パー71)
今シーズンも残すところ3試合に迫り、大詰めを迎えている賞金王争い。賞金ランク1位の谷原秀人と2位の池田勇太とは約865万円差しかなく、谷原は「金額が大きい試合が続くし、ぜんぜん気にしていない」と、天王山はまだ先にあると捉えている。
そんな競った展開の賞金王争いを、この日38歳の誕生日を迎えたベテランは歓迎。「これくらいでやっていた方が、みんなも面白いんじゃないですかね。離れていたら、あーあ、ってなっちゃうでしょ?」と、シーズン終盤戦ならではの醍醐味として、ツアーの盛り上がりにつなげたい考えだ。
前週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」では6月以来の予選落ち。優勝の翌週に思わぬ足止めとなったが、週末は病院で全身マッサージを施してリフレッシュし、終盤戦に向けて再び戦闘態勢を整えた。
一方の池田は、この日のプロアマラウンドは完走したものの体調不良。関係者に「申し訳ないけれど(取材は)キャンセルさせて欲しい」との伝言を残し、足早にコースを後にした。状態にやや不安を残すトップ2の活躍は果たして?(宮崎県宮崎市/塚田達也)