16歳アマチュア 「ドリームステージ」から初の日本オープンへ
2016/09/15 07:23
今年で81回目の開催を迎える国内男子メジャー「日本オープン」(10月13日~)で、昨年から導入されたアマチュア予選会「ドリームステージ」を経た本戦出場者が、初めて誕生した。中島啓太(16=東京・代々木高1年)だ。ドリームステージ、地区予選、最終予選と3回の関門を突破した。
ドリームステージは、日本ゴルフ協会(JGA)が一般アマチュアにナショナルオープンへの門戸を広げる目的でスタート。「ハンディキャップインデックス」を有するすべてのアマチュアに出場資格がある。今年は昨年の3会場から8会場に増大し、477人が出場した。同じくJGAが主催する「日本女子オープン」(14人)、「日本シニアオープン」(175人)でも開催されたが、本選出場を果たしたアマチュアはいない。
中島はこれまで数々のジュニアタイトルを獲得し、2015年からはJGAのナショナルチームに属する逸材。当時15歳だった同年の「日本アマチュア選手権」では決勝戦まで勝ち進み、惜しくも2位に終わったが鮮烈なインパクトを残した。
中島の各予選会の成績は以下の通り。
■ドリームステージ(8会場)
<会場>4月25日/武蔵カントリークラブ 笹井コース(埼玉県)
<成績>4オーバー「76」 3位タイ(59人中12人が通過)
■ 地区予選会(6会場)
<会場>7月25日/カレドニアン・ゴルフクラブ(千葉県)
<成績>4アンダー「68」 5位タイ(128人中29人が通過)
■ 最終予選会(2会場)
<会場>9月5~6日/紫カントリークラブ・すみれコース(千葉県)
<成績>通算2アンダー「140」(69、71) 15位タイ(120人中20人が通過)