悩める池田勇太・・・新クラブは依然として選定中
2016/04/13 18:07
国内男子ツアー「東建ホームメイトカップ」は14日(木)から、三重県の東建多度カントリークラブ・名古屋で行われる。今季クラブ契約をフリーとした池田勇太は、国内開幕戦を前に依然として“相棒”の選定が続いている。
ブリヂストンスポーツの顔だった池田は今年、同社との契約をボールだけにとどめ、クラブを一新。全2試合のアジアシリーズを終えた2月上旬以降も試行錯誤の日々だ。今週は、1Wとウェッジはブリヂストンスポーツ、アイアンはヨネックス社製で調整。プロアマ戦のあともメーカー担当者と熱心に話し合う姿があった。
複数のメーカーのモデルを試してきたが、心配な番手は現段階で「全部」だという。「準備ができていない。少し間に合わなかった。ギアにしてもなんにしても、期間が足りない。完ぺきには程遠い」。体力、体調面は整えてきただけに口惜しい面もある。
プロデビュー以来、例年シーズン中盤戦から実力を発揮してきた。「あしただけにものすごく意気込んでも仕方がない。まずはあしたやってみてどうか」。焦りは禁物。30歳になった若大将には、道具への不安を封じ込める技術もあるはずだ。(三重県桑名市/桂川洋一)