国内男子ツアー

GTPA新人賞に今平周吾と藤田光里 155試合連続出場の表純子が夫妻で特別賞

2015/12/18 17:55
2015年度GTPA新人賞を受けた今平周吾(左)。表純子&表広樹キャディには特別賞が贈られた

日本ゴルフトーナメント振興協会(GTPA)は18日、東京都内のホテルで2015年度のGTPAルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人賞※)と特別賞の表彰式を行った。プロ3年目の今平周吾と2年目の藤田光里が新人賞、41歳の表純子と夫の表広樹キャディが連続出場最多記録による特別賞を受けた。

今平は今季「セガサミーカップ」で2位に入るなどトップ10が3回、トップ20が11回と安定した成績を残し、獲得賞金は4525万円余でランキング24位に入った。「活躍している選手がすごくいっぱいいる賞を自分が取れて嬉しいです」と語った。年明けからアジアンツアーのQTに出場して試合勘を養い、日亜共催の「SMBCシンガポールオープン」(1月28日~31日)、「レオパレス21ミャンマーオープン」(2月4日~7日)に参戦する。これらの試合には、アジアンツアーの経験が豊富な川村昌弘とコンビを組んでいた小岸秀行キャディを帯同するという。

藤田は「フジサンケイレディスクラシック」でツアー初優勝を挙げるなど、トップ10フィニッシュが6回と躍進。目標に掲げていたツアー優勝、賞金ランク25位以内(18位)、シード権獲得をいずれも達成した。表彰式を欠席した藤田はビデオメッセージで「今年は本当にいいシーズンで、念願の初優勝を挙げることができた。オフは一生懸命トレーニングと練習をして、来シーズンもいい成績を残せるように頑張る」とコメントした。

表純子は2011年の開幕戦から欠場も棄権も失格もなく連続出場を続けており、今季途中に155試合というツアー連続出場最多記録を更新した。現在、記録を175試合に伸ばしており「200試合はいきたい」と意気込みを語った。来年8月の「ニトリレディスゴルフトーナメント」まで連続して出場すれば、200試合に到達する。

(※)新人賞はレギュラーツアー初参戦から2シーズン以内の選手が対象だが「全試合数の3分の1以内の出場であれば初年度は含まない」との例外規定がある。過去の受賞者には宮里3兄妹(聖志:2002年、藍:04年、優作:05年)、横峯さくら(05年)、石川遼(08年)、松山英樹(13年)らが名を連ねる。