2015年 ゴルフ日本シリーズJTカップ

石川遼は高速グリーンに弱気?「今の状態ではちょっとダメ…」

2015/12/02 17:42
大会前日、練習場で調整を行った石川遼。有終の美を飾れるか?

国内男子ツアーの2015年シーズン最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」に2年連続8度目の出場を果たす石川遼。前週の「カシオワールドオープンゴルフトーナメント」では最終日に逆転を許して2位となり、「今週こそは!という気持ち」と自身初のメジャータイトル奪取へ向けて気合いを見せた。

過去7度の出場で、2011年の3位を最高にトップ10入りが4度と相性は悪くない。それでも、大会初制覇に向けて「今の状態ではちょっとダメ…」と、楽観視はしなかった。「グリーンが例年より速い。グリーンスピードが速いとカップを狙えるエリアが狭くなる。球をどこに載せるのか、アイアンの技術が大事になる」。

ディフェンディングチャンピオンの宮本勝昌も「今までで一番難しい」と今年の東京よみうりCCを評している。「ラフが長いので、すり鉢状のフェアウェイにラフから返ってくるという作戦が通用しない。ラフに行ったら全部ラフ(で止まる)」と、ティショットで求められる精度の高さを指摘した。

先週は、1発のティショットのミスが優勝を逃すことにつながった。最終日12番での1WのOB。「自分のショットを信じ切れず、手応えを感じられていなかった。そのほんのちょっとの部分がOBに出た」と振り返る。「勝つために足りなかったのはショット。今週、それを改善すれば勝てると思うけど、今はその手応えを模索中」と、冷静に現状を分析した。

だが、万全ではないショットで優勝を争ったこともまた1つの事実だ。「(先週は)4日間のうち、3日間は内容的にイマイチだったけど途中まで首位にいられた。それは逆に自信になった」という。国内男子ツアーを締めくくる最終戦、石川の調整が間に合うか注目だ。(東京都稲城市/今岡涼太)

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