2015年 ダンロップフェニックストーナメント

1枚8万円のプレミアムチケット ダンロップフェニックスで新企画

2015/11/18 19:27
9番ホール脇にある1ランク上のサービスを提供するプレミアムエリア

19日に開幕する国内男子ツアー「ダンロップフェニックストーナメント」が行われる宮崎県のフェニックスカントリークラブは今年、国内では珍しいギャラリー用のプレミアムサービス席を新設した。

「No.9プレミアムエリア」と名付けられた限定シートは、9番ホールのグリーン左サイドにあるホスピタリティテントの一角をアレンジ。室内空間にはソファが用意され、開放的なテラス席もある。

目玉はなんといっても飲食サービス。コースを一望できる国内屈指のリゾートホテル、シェラトン・グランデ・オーシャンリゾートの高級レストラン3店舗から人気メニューが振る舞われる。「Beef Atelierうしのみや」からプレートと黒カレー、宮崎県出身の川越達也シェフ主宰「タツヤカワゴエ・ミヤザキ」からはショートパスタのペスカトーレ、「中国料理・藍海」は天心3点盛りを用意。各種カクテルほか、アルコール類も充実させた。

プレミアムエリアで提供される地元有名レストランの人気メニュー

40人限定のこのチケットは大会4日間を通じて利用可能。価格は上記の飲食代を含め1枚8万円と、通常の入場券(当日券で19日、20日は5000円/21日、22日は6000円)に比べればかなりお高いが、フェニックス・シーガイア・リゾートは自信を持ってお勧めする。

飛行機でいえば、ファーストクラス、ビジネスクラスといった1ランク上のサービスを提供する試み。関係者は「欧米のツアーではたびたび見られるシステム。プロのゴルフを観るだけではない別の意義をトーナメントに持たせたい」と、観戦の新たな付加価値を強調する。

開幕前の時点では空席もあるとのこと。同リゾートの上田泰郎さんは「フェニックス・シーガイア・リゾートらしいサービスを提供したい。人気メニューを用意させていただいた。日本で今年、松山英樹選手、石川遼選手が一緒に出場される試合はここだけ。プレミアムな時間を感じていただきたい」と話した。(宮崎県宮崎市/桂川洋一)

2015年 ダンロップフェニックストーナメント