2015年 トップ杯東海クラシック

伯父は予選落ちも…甥の今野大喜が19位でアマ唯一の決勝へ

2015/10/02 19:09
通算1オーバーの19位に急浮上。初のツアー出場で決勝進出を決めたアマチュアの今野大喜

国内男子ツアー「トップ杯東海クラシック」の予選会を通過して初のツアー出場を果たしたアマチュアの今野大喜(日本大1年生)が、64位からスタートした2日目を6バーディ、4ボギー「70」でプレー。ツアー7勝を誇る今野康晴との“おじ”“おい”競演で開幕前から注目を集めていた18歳が、通算1オーバーの19位で決勝ラウンドに進出した。

6人が出場したアマチュアで唯一の予選通過となり、4日間を完走すれば初のローアマタイトルが決まる大健闘。「昨日の前半以外は、落ち着いてゴルフができました。楽しかったです」と笑顔を作り、ツアーでも有数の難コースである三好CCを舞台にプレーでも存在感を示した。

前夜、伯父の康晴からは「自分のゴルフができれば予選は通れる」と電話で伝えられていたという。トップ10の背中も見えてきた好ポジションに「(トップ10は)難しいと思うけど、一生懸命やるだけです」と表情を引き締めた。

康晴は84位で予選落ちに終わり、2人そろっての決勝ラウンド進出はかなわなかったが、伯父は居残って甥のパットを指導。夕闇が迫る午後5時半過ぎまで練習グリーンをともにし、かわいい甥っ子の活躍を願った。(愛知県みよし市/塚田達也)

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