公傷から今季復帰 諸藤将次が3年ぶりのホスト大会へ
2015/07/01 18:49
2日(木)に開幕する国内男子ツアー「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」。2013年シーズン序盤に左手親指を痛めてツアーから離脱し、公傷制度の適用により今季から復帰したセガサミーホールディングス所属の諸藤将次が、3年ぶりにホスト大会に戻ってきた。
「またホストプロとしてやれることが嬉しい。怪我をしているときにも応援していただいていたので、恩返しをしたい気持ちはメチャクチャ強いです」
約2年ぶりにツアー復帰を果たした諸藤だが、シーズン序盤は苦しい戦いが続いている。開幕から8試合で予選通過は1度のみ。指の影響ではないというものの、「気持ちがカラ回りしている部分がある」とこの2カ月半を省みる。
シード復帰への条件も、徐々にリミットが迫っている。諸藤が今季中にシード復帰するためには、13年の獲得賞金約26万円と合わせて、今季17試合で約1281万円を上乗せする必要がある。今大会も含め残り9試合。現時点の獲得賞金は約22万円にとどまっており、「(残り試合が)もう半分しかない」とさすがに焦りの色は隠せない。
「ちょっとずつ成績につなげていきたい。今週が良いきっかけになれば良いですね」。さまざまな思いを胸に込めて、初日のティグラウンドに立つ。(北海道千歳市/塚田達也)