2015年 関西オープンゴルフ選手権競技

アマの長谷川祥平が18位 「日本オープン」出場の可能性も

2015/05/24 19:11
長谷川祥平が上位でローアマタイトルを獲得。スター性も備えた楽しみな21歳だ

国内男子ツアー「関西オープンゴルフ選手権競技」最終日。23人が出場したアマチュアで唯一の予選通過を果たした長谷川祥平(大阪学院大学3年)が、37位から出た最終日を6バーディ、1ボギー「66」(パー71)でプレー。通算8アンダー18位と上位で終え、すでに確定させていたローアマタイトルに花を添えた。

後半7番、8番とバーディを重ね、最終9番ではピン左10mからねじ込んでの3連続バーディフィニッシュ。両手を高々と挙げてギャラリーの大歓声を浴びる姿は、181センチの長身をより大きな、華やかなものに映した。

今大会はツアーの1試合としてだけでなく、10月に開催される国内メジャー「日本オープン」の予選会も兼ねており、有資格者を除いた成績上位者に出場権が与えられる。「そうなれば嬉しいですね。今年の最終予選会はファーストQT(8月~)とかぶって出られないので、ここで(出場権が)獲れたらいいなと思っていました」と白い歯をのぞかせた。

来季のツアー出場優先順位を決めるQTは、今年が初めての挑戦。「QTを通ってこの世界で、というのはあるので頑張りたい」。将来性豊かな21歳の目は、すでに来年のプロツアー参戦に向いている。(滋賀県東近江市/塚田達也)

2015年 関西オープンゴルフ選手権競技