2015年 関西オープンゴルフ選手権競技

山下和宏 「思い出の大会」で恩返しVへ

2015/05/20 19:01
開幕前日は18ホールを練習ラウンド。リラックスした表情で最後の調整を済ませた山下和宏

1年ごとに関西の名門コースを巡る国内男子ツアー「関西オープンゴルフ選手権競技」は今年、滋賀県の名神八日市カントリー倶楽部が舞台。関西圏のプロたちにとっては自ずと気合いがこもるホームでの戦いに、大阪府出身の山下和宏もモチベーション高くコースへと乗り込んだ。

まだツアー外競技だった2005年大会で優勝を飾り、「自分の中では思い出の大会でもある」という山下。加えて今年の会場は、長く親交が深いコース関係者のはからいにより、オフの間に練習の場を提供してもらった恩義もあるという。

1月から3月の間に5回ほど来場し、指定席は9番グリーン周辺。コーチとともに悩みの種であったアプローチイップスの矯正に注力し、その不安を消す手応えをつかんで臨んだ今季は、開幕から2試合連続で2位に入る好スタートを切ってみせた。前週の「日本プロ」はショットの不調により予選落ちしたが、まだ3試合ながら賞金ランクは4位につけ、日本勢では最上位のポジションだ。

それだけに、「お世話になっている人も多いので成績を残したい」と、4日間を見据える目線は力強い。「コースも他の人より回っているほうだと思うし、それは有利だと思う」。ツアー初優勝への予感を例年以上に漂わす今、周囲をとりまく多くの期待に応えたい。(滋賀県東近江市/塚田達也)

2015年 関西オープンゴルフ選手権競技