2015年 中日クラウンズ

腰痛に勝てず…後退10位の片山晋呉は今後にも不安

2015/05/03 17:17
6ボギーと苦しんだ最終日。片山晋呉はなんとかトップ10フィニッシュ

愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースで開催された国内男子ツアー「中日クラウンズ」最終日。7アンダーの首位タイから出た片山晋呉は1バーディ、6ボギーの「75」(パー70)と崩れ、通算2アンダーの10位タイで今季初勝利を逃した。

序盤2番(パー5)でグリーン手前バンカーからの3打目を奥のカラーにこぼし、ボギーが先行。ティショットを左サイドのバンカーに入れた4番(パー3)で2つ目を叩いた。大会を通じて悩みのタネだった腰は「う、うん…痛かったね。力が入ったら痛い。体が悪すぎるわ。4日間できたのが不思議なくらい」と不安を拭えぬまま。

最終組でスタートの1番ティに入場する際には、中日ドラゴンズのユニフォームを羽織って、名古屋のギャラリーを盛り上げたが、試合ではボギーを重ねる格好に。同じくトップから出たI.J.ジャン(韓国)との差はひろがって行った。

次週はツアー外競技の「ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント」、その翌週には国内メジャー初戦「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」が控える。「う、うん…まあ、出られるかなあ…」。患部の具合が心配される。(愛知県東郷町/桂川洋一)

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