今季国内初の国内競演 松山は凱旋出場、石川は「全英」断念?
北海道のノースカントリークラブで来週7月3日(木)に開幕する国内男子ツアー「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」に、米国ツアーを主戦場にする松山英樹と石川遼が出場することが23日、大会主催者から発表された。
米ツアーへの出場を続ける松山は、国内ツアー今季初出場。3週間前の「ザ・メモリアルトーナメント」で米ツアー初優勝を飾っており“凱旋”出場となる。
先週まで米ツアー「トラベラーズ選手権」に出場していた石川は、今週の「クイッケンローンズ・ナショナル」にはエントリーしておらず、セガサミー出場に合わせて帰国。2年ぶりの出場となり、2008年と2012年に3位タイ、2011年には2位に入るなど抜群の相性を誇っている。
石川は、しばらく米ツアーを離れることの検討も明らかにしており、セガサミー翌週の米ツアー「ジョンディアクラシック」に出場しなかった場合、海外メジャー第3戦「全英オープン」への出場を断念することになる。
松山と石川の国内ツアーでの競演は今季初。昨年11月の「カシオワールドオープン」以来となる。
■ 松山 英樹
「長嶋茂雄インビテーショナルセガサミーカップ10 回記念大会の開催おめでとうございます。自分にとっては今シーズン初めての国内ツアー参戦となり、今からワクワクしています。昨年はこの大会で4 位タイとなり、好調を維持したまま全英オープンの活躍へとつなげることが出来ました。今シーズンは念願の米ツアー優勝も成し遂げることが出来、昨年より成長した自分のプレーを日本のゴルフファンの皆様にお見せしたいと思っています。もちろん出場する以上は優勝を狙って全力でプレーします」
■ 石川遼
「第10 回記念大会の開催へのお祝いを申し上げます。自分にとってはこの大会は日本ツアーでもとても愛着のある大会のひとつで、2008 年に初めて出場してから3 位タイが2 回、2 位が1 回ととても相性の良い大会でもあります。毎年ここへ来ると「帰ってきた」と思える大会です。残念ながら昨年は出場がかないませんでしたが、今年のこの第10 回記念大会にまた戻って来られたことをとても嬉しく思います。この記念大会となる今年こそは長嶋茂雄名誉会長の前で結果を残したいですね。アメリカツアーでもまれて、一層たくましくなった自分のプレーをお見せできるように頑張ります」