2014年 〜全英への道〜ミズノオープン

2日目もいける!?片山晋呉 吉兆はスタート時間にあり

2014/05/29 19:30
昨年と同時刻のスタートで気持ち良くラウンドした片山晋呉

昨年大会で4位タイに入り、世界ランキングの優先順位で「全英オープン」出場資格をつかんだ片山晋呉が、今年の「~全英への道~ミズノオープン」初日に4アンダーをマークして6位タイと順調なスタートをきった。

10番からスタートした片山は、後半8番まで5アンダー。最終9番はボギーをたたき、さぞや悔しがるかと思いきや、笑顔のホールアウトだった。「午後スタートで4アンダーは最高でしょ。グリーンがカチカチに硬くて難しいよ。スピードも速かったし」。

大会は昨年までの6月末の開催から1ヶ月前倒しになった。「去年までは雨が多かったでしょ。それがないから、この時期のほうが俺はやりやすいかな」。雨水でボールの転がりが読みにくい状況よりは、固く締まったグリーンの方がパッティング巧者の片山には好都合のようだ。

昨年は初日に5アンダーをマークして初日2位タイ。この日は1つ足りない4アンダーだが、それでも良い兆しと感じている。「実は去年も初日のスタートが12時15分だったのよ。なんかいい感じで来ているよね」。火曜日の午後に、発表された予選ラウンドの組み合わせを見て、同じ時間のスタートを確認してから好スタートを予感していた。

2年連続での「全英」出場に向けては、「もちろん行きますよ。サッカーでも見て来ようかな」と冗談が飛び出すほどの精神的な余裕もみせる。大会2日目も昨年と同じ7時40分に1番からスタート。「なんか、行ける感じがあるから楽しみ」と、自分に暗示をかけるようにつぶやいた。(岡山県笠岡市/本橋英治)

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