池田勇太が宮崎合宿を訪問 今季も二兎を追う
2014/01/28 20:24
宮崎県で行われている男子プロの合同合宿「JGTOゴルフ強化セミナー in 宮崎フェニックス・シーガイア・リゾート“オリンピックを目指して”」2日目の28日(火)、選手会長の池田勇太が現地に視察に訪れた。
1月上旬の米国男子ツアー「ソニーオープンinハワイ」で既に新年初戦を戦った池田は、その後もトレーニングの他、会長としての職務等、忙しい毎日を送っている。
この日は午前中に宮崎入りし、JGTOが主催する今回の若手中心のミニキャンプを訪れ「若い選手たちがこれからの男子プロを飛躍させていく。その基盤となる場所、技を磨き合ったり、競い合う場を提供していただいたことに感謝しています。これだけ温かい環境と素晴らしい練習施設があれば、ゴルフをしたくなる」と納得顔。合宿は1セット5日間を3週にわたって行われるが、2月に行われる第3回に部分合流する可能性が高くなった。
3月のアジアシリーズ「インドネシアPGA選手権」で開幕する国内ツアー。選手会長として戦った1年目の昨季は多忙を極めた。そのため他の理事からの申し出から、役割を分散化し、理事それぞれが担当を持つことになり「一選手として動ける体制になった。選手会は組織として動くことでゴルフ界を盛り上げたい」と話す。
13年はシーズン終盤戦の「マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント」で選手会長として1勝を挙げたが、それだけに満足はしない池田。「今年こそは、という気持ちもある。選手会の組織として成功して、一プロゴルファーとしても成功した年にしたい。理想だけど、とにかくそれを目指していくべき」と二兎を追う気持ちは少しも衰えていない。