リオへ、東京へ 五輪を目指すJGTO合宿スタート

日本ゴルフツアー機構（JGTO）が主催する日本人男子プロの強化合宿が27日（月）、宮崎県内でスタートした。

昨年に続き「JGTOゴルフ強化セミナー in 宮崎フェニックス・シーガイア・リゾート“オリンピックを目指して”」と銘打たれたミニキャンプは、若手選手を中心に各5日間×3週にわたって開催。14年度第1回の今週は甲斐慎太郎、香妻陣一朗、小袋秀人、富村真治、時松隆光ら25人が参加した。

初日は反社会勢力対策、アンチ・ドーピングといった講義中心の内容。海老沢勝二JGTO会長は「世界で活躍する、世界一の選手を目指してほしい。理想は高くなければいけない」とエールを送った。

また、夕方からは4スタンス理論、レッシュ理論の権威である廣戸聡一氏が登壇。日本オリンピック委員会の強化スタッフを務めた経験から「ただ外国人が出場している大会と、オリンピックとはまったく別物。雰囲気が全く違う。オリンピックのためには、そのための準備が今から必要」と熱心に指導を開始した。

2日目の28日（火）以降はサッカー界や野球界からもゲストを招く一方で、フェニックスカントリークラブでの打ち込みなどを行う予定となっている。