2013年 三井住友VISA太平洋マスターズ

背中痛「異常なし」の松山英樹 国内賞金王へ向けて来週復帰

2013/11/05 11:33
国内賞金王のかかる松山英樹は、蓄積した疲労をリフレッシュして戦線復帰する(写真はアマチュア優勝した2011年大会)

先週の世界ゴルフ選手権「WGC HSBCチャンピオンズ」(中国・上海)を背中痛のため途中棄権した松山英樹が、来週14日に開幕する国内男子ツアー「三井住友太平洋VISAマスターズ」(静岡県・太平洋クラブ御殿場コース)で戦線復帰することが明らかになった。

大会関係者によると、「三井住友――」のエントリー締め切りだった4日までに出場登録を済ませた。松山は1日、「HSBC――」の第2ラウンドスタート直前に背中痛のため棄権し、同日の午後便で緊急帰国。状態によっては今後の国内ツアー出場も危ぶまれたが、2日には都内の病院で精密検査を受け「異常なし」との診断を受けていた。

今季から米ツアーに本格参戦する松山は、先月の米ツアー第2戦「シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン」もスタート直前に疲労性胃炎で棄権。今週の「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦」にはエントリーしていないため、1週間休養にあてる。国内ツアーでは賞金王レースのトップを独走中。2011年にアマチュアでツアー初優勝を飾った思い出の舞台で仕切り直す。

2013年 三井住友VISA太平洋マスターズ