谷口徹“2.75連覇”へ雨中の猛練習!
2013/10/26 13:21
国内男子ツアー「ブリヂストンオープン」の3日目は予定通りに8時にスタートしたが、19分後に中断。そして10時に悪天候によるコースコンディション不良のため第3ラウンドのキャンセルが決定した。
通算7アンダー首位タイの谷口徹は、中断の知らせをロッカールームでマッサージを受けている際に聞いた。多くの選手がクラブハウスを出た11時にマッサージを終えた谷口は「残念ですけど、気持ちが高まっていますし、明日楽しみです。もともと台風でできないと思っていましたけど、まあ短期決戦のほうが自分には有利だし(優勝の)確率は上がりましたから」とニンマリ。
外を見て「じゃ、これから“2.75連覇”に向けて気合いの猛練習をしますから」と、レインパンツを履き、練習場へ向かった。「やばいですね、この寒さは。これで風邪をひいて明日来られなかったら、笑いもんですよね」と、つぶやきながら誰もいない練習場を独り占めした。
谷口のいう「2.75連覇」はこの日のキャンセルで54ホールに短縮されたため、賞金加算が75%となるため。「優勝して、来年の初日に首位だったら3連覇達成か」と、自らつぶやいた独り言に笑みを浮かべた。
最終日は天候の回復が見込まれるため、スコアの伸ばし合いも予想される。「18ホール勝負だから、みんなガンガンくると思うし、自分も最低でも5つは伸ばさないだめですね」。ショットの練習を終えた谷口は、雨の降り続く中、パッティングの最終調整も行った。(千葉県千葉市/本橋英治)