2013年 ダイヤモンドカップゴルフ

今週も・・・松山英樹が首位に2打差6位で決勝ラウンドへ

2013/05/31 19:47
ジャンボ尾崎との2日間のラウンドは終了。潜在能力の高さをしっかりと見せつけた。

茨城県の大洗ゴルフ倶楽部で開催の国内男子ツアー「ダイヤモンドカップゴルフ」2日目。1アンダーの27位タイから出た松山英樹は3バーディ、ノーボギーの「69」で回り、通算4アンダーの6位タイに浮上した。4人が並ぶ首位グループとは、2打差と好位置で決勝ラウンドに進んだ。

曇天模様の初日とは打って変わって、澄み切った初夏の空。冷たい海風にさらされながらも、松山のプレーは今日もブレなかった。2番(パー5)で早々にバーディを先行させると、6番ではティショットをドライバーでグリーン手前のバンカーまで運ぶ積極策を選択。「昨日とは風が逆で、バンカーに入るようにしました。そっちの方が効率よくチャンスに付くなと思ったので」。狙い通り、続くショットをピンそばにピタリとつけて2つ目を奪い、上位浮上の足掛かりとした。

この日は10番(パー5)など、2メートル前後のチャンスを珍しく逸する場面も。「タッチはあっていたけれど、バラバラなストロークだった。ちょっと入らなかったですね」。それでも11番で8メートルのバーディパットを沈めるなど、週末の爆発を予感させるには十分。「ノーボギーで回れたことは良かった。昨日は(16~18番で)3連続ボギーでしたけど、今日は(すべて)パーでうまく回れた」。1度の優勝、2度の2位を経て迎えたプロ5戦目。今週も、優勝への筆頭候補として残り2日間を戦う。(茨城県大洗町/桂川洋一)

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