松山英樹 予選ラウンドはジャンボと同組「認めてもらえるように」
2013/05/29 17:24
国内男子ツアーの「ダイヤモンドカップゴルフ」は30日(木)から4日間、茨城県の大洗ゴルフ倶楽部で開催される。賞金ランクトップを走る松山英樹はアマチュア時代以来、4年ぶりの大会出場となる。
今週月曜日(27日)には6月の海外メジャー第2戦「全米オープン」の日本地区予選をトップで通過した松山。しかし36ホールの戦いの疲れも感じさせぬまま、翌28日にはコースで打ち込み。29日のプロアマ戦で最終調整を施した。
アマチュア時代の2009年、同じ大洗で行われた同大会に参戦した松山。当時、ツアーで初めて予選を通過し、6オーバー30位タイの成績でベストアマチュア賞を獲得した。しかし4年後の今年もコースの難易度は変わらぬまま。「難しい。林に入れると出すだけになってしまう。グリーンも結構硬くて止まらない」と警戒した。
予選ラウンド2日間は東北福祉大OBの先輩である藤本佳則、そして尾崎将司と同組に。ジャンボとは初のペアリングとなり「つるや(オープン)の時に可能性があったんですけど、今回こうやって回らせていただけることになったので嬉しい。しっかりプレーして、認めてもらえるよう頑張ります」と心を躍らせる。
一方のジャンボも「最終日に一緒に回りたいけどな」と苦笑い交じりの表情。「松山は毎日が遠足に行くような気分でゴルフしてるんだから。オレの場合は“登校拒否”の少年みたい。それはえらい違いだろう」。そう話しながらも、雨の降る練習場で精力的に打ち込んでいた。(茨城県大洗町/桂川洋一)