“本格派”から“谷口モデル”へ!怪我の藤田、アイアンをスイッチ
2013/04/24 16:30
今週の「つるやオープン」で大会連覇に挑む藤田寛之だが、心配されるのは年頭に痛めた肋骨の状態。先週の国内男子ツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」で4位タイに入ったものの、「結構痛かったので、長期離脱も覚悟していた」とその状態は決して楽観できるものではなかったという。
だが、今週に入ってMRI、CTによる精密検査を受け、その結果を見た主治医の判断は「(ゴルフを)やりながら、行きましょう」というものだった。ひびの入った右肋骨の回復状態も良好で、「先生も(僕がゴルフを)止めるとは思っていないみたい」と笑うが、それでもいまだに痛みは出るという。
そんな藤田は、今週からアイアンをより体に優しい「ヤマハ インプレスX Vフォージド」にスイッチした。「シャフトは一緒で、ヘッドは谷口(徹)モデルですね。谷口さんは易しいアイアンを使うので・・・。自分は本格的なアイアンですけど」と、同年代のライバルを引き合いに出し、記者達の笑いを誘った。
今大会は、2010年、2012年と過去2勝を挙げている好相性の大会。「戦略性もあって、やる気もでる。好きなコースなので是非優勝争いをして連覇をしたいです」と意気込む藤田。「先週はみんなグリーンを外すのでその辺でカバーできたけど、今週はショットとパットがしっかりしないと置いて行かれる」と、大会連覇へ気を引き締めていた。(兵庫県川西市/今岡涼太)