2013年 東建ホームメイトカップ

松山英樹、ベストスコアで10位に食い込む

2013/04/21 15:44
最終日も多くのギャラリーに見守られてプレーをした松山英樹

国内男子ツアーの開幕戦「東建ホームメイトカップ」で、プロデビューを果たした松山英樹が、最終日に5アンダー「66」のベストスコアをたたき出し、10位タイにジャンプアップして4日間の戦いを終えた。

初日が4位タイ、2日目の強風にも3オーバーで10位タイと耐えていた松山は、3日目に周囲はスコアを伸ばす展開について行けず、40位タイに後退。最終日は「トップ10を狙います」と話していたが、最後は目標通りの結果を出した。

スタートの10番こそボギーとするが、12番、16番から2度の3連続バーディで前半を終えた。後半に入ると3番パー3でボギーをたたき勢いを失うが、最終9番はドライバーでティショットを大きく右に曲げて、8番ティグラウンド前へ。幸いグリーン方向を狙える位置で残り110ヤードから3メートルに寄せてバーディフィニッシュ。

「18番のスコアボードが見えて、このパットを入れればトップ10に入れると思ったので気合いが入りました」。カップインした瞬間に力強いガッツポーズを見せた。アマチュアからプロに転向しても気持ちの部分では何も変わらないと話すが「ギャラリーが多いのは凄く楽しかったです」と最後には笑顔を見せて、初めての賞金314万6000円を獲得した。(三重県桑名市/本橋英治)

2013年 東建ホームメイトカップ