2013年 東建ホームメイトカップ

選手会長・池田勇太、選手ミーティングで熱弁

2013/04/16 18:51
池田勇太(左端)は選手ミーティングで、会長として多くの選手に意見を求め、自ら報告事項など進行を行った。

国内男子ツアーの開幕戦「東建ホームメイトカップ」の初日を2日後に控えた指定練習日、選手会の理事会終了後に、15時30分から選手会メンバー100人以上が集まりミーティングが行われる予定だった。理事会の進行が少し遅れたことで、ミーティングが始まったのは予定を20分ほど過ぎていた。

例年この開幕戦で行われる行事。今回は池田勇太が会長に就任して初めて多くのプロに説明や意見交換の仕切りをする場となった。18時前にミーティングは終了し、選手会長はその後、報道陣にミーティングの内容を説明した。

「大きな決定事項はないですよ。これがシーズンの最初だし、これから何度かミーティングを行いますので、意見交換と報告がメインでした。たとえば昨日のイベントのことを報告し、今後ギャラリー数の増加にどう繋げていけば良いかなど」と、饒舌に説明を開始した。

池田は今大会の予選ラウンドで藤田寛之、プロデビュー戦の松山英樹と同組でラウンドする。そのことに「数年前に石川選手がデビューする時に大騒ぎになってしまった。今回も、みなさんマスコミもですが、ギャラリーの方も集中してしまいそうです。彼がプレーに集中できるように、また、ギャラリーの方々の安全、プレーの進行もスムーズにいくかなど、運営サイドとも話をして警備の強化などを行っていきたい」と、あらゆることを想定しての対応策を発案している。

選手会長としての立場、そして賞金王を狙う一選手として、どのような戦いを見せるか。もともと兄貴肌で、責任感のひと一倍強い池田の手腕が問われるシーズンが始まる。(三重県桑名市/本橋英治)

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