国内男子ツアー

中嶋の「もう1度マスターズ」に藤本は苦笑い?

2013/02/16 18:06
58歳の中嶋、23歳の藤本、親子ほども年の差がある二人が漫才のようなトークを披露した

昨年、プロデビュー5戦目で国内メジャーを制した藤本佳則と、国内ツアー通算48勝の中嶋常幸が、ゴルフクラブの使用契約を結ぶダンロップスポーツのトークショーに参加。ジャパンゴルフフェア内で身長差約15センチの凸凹コンビのお笑い対談が行われた。

両サイドを刈り込んだ独特のヘアスタイルをのぞき込んだ中嶋が「そこら辺にいるお兄ちゃんみたいだけど、この笑顔がいいよねぇ」と藤本を評する。一方、昨年後半から使用し始めたスリクソンのZ-STAR XVで飛距離が伸びたと自慢する中嶋に藤本も「ほんとボールのおかげですよね」と相槌をうつと「ボールだけじゃないよ、俺の腕も褒めてよ」と会場を沸かす中嶋。

その中嶋が今後の目標に「もう1度マスターズに出たいね。最初の2日間はプレーヤーとして出場して、のこり2日間は解説者でいいから」と語ると、横にいた藤本は思わず苦笑いを見せた。

昨年はツアー初優勝以降、成績不振の時期も経験した藤本は「今年は1勝ではなく、何勝かしたいですね」と、昨年デビュー時に掲げた1年間の複数回優勝を目標に掲げた。今年に入り合宿を行いスイングの調整を始めた。「良い時と悪い時のスイングがわかってきたので、その調整だけですね」と仕上げモードに突入。3月にワンアジアツアーと共催で行われる「タイランドオープン」でシーズンインを迎える。(東京都江東区/本橋英治)