ツアー3勝 佐々木久行さんが滞在先のタイで急死
2013/01/04 11:18
94年「日本シリーズ」などツアー通算3勝を挙げたプロゴルファーの佐々木久行さんが、滞在先のタイ・バンコクで心不全のため急死していたことが分かった。48歳だった。
佐々木さんは1986年にプロ転向。94年の「日本シリーズ」で初優勝を飾ると、95年「日本プロゴルフ選手権」と立て続けに公式戦を制すなど飛躍を遂げた。95年開催の「ワールドカップ」では団体戦で3位、個人戦で2位に入るなど活躍。翌96年からは米国ツアーにも参戦し、世界を舞台に挑戦を続けた。
国内ツアー復帰後、09年を最後にレギュラーシーズンへの出場は途絶えていた。日本ゴルフツアー機構によれば、佐々木さんは50歳で出場資格が得られる国内シニアツアー参戦を目指し、日々練習に励んでいたという。葬儀は遺体が日本に戻ってから行われる予定。