2012年 三井住友VISA太平洋マスターズ

昨年の“再現”? 松山英樹、最終18番でスーパーショットも・・・

2012/11/09 18:19
首位のH.リーとは8打差で決勝ラウンドを迎えるスーパーアマチュアの松山。

静岡県の太平洋クラブ御殿場コースで開催中の国内男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」2日目。昨年覇者のアマチュア、松山英樹はこの第2ラウンドを「70」でまとめ、通算2アンダーの27位タイで決勝ラウンドに進んだ。

イーブンパーの39位タイから出たこの日の見せ場は最終18番(パー5)にあった。残り195ヤードの第2打を7番アイアンでピンそば50センチにビタリとつけ、イーグルを奪取。史上3人目のアマチュア優勝を果たした昨年の最終日最終ホールを思い起こさせるような一打で、意地を見せた。

それでもホールアウト後の表情は厳しいもの。「パターのミスがすごく多かった」と、前半6番ではパー5で2オンから4パットボギーを叩くなどグリーン上で精彩を欠いた。「ショットも自分の中で良いものが、うまくいかなかったりで、ストレスがたまる感じだった。距離感が合わず、疲れました」と憮然。「修正をしないと(上位に)追いつけないと思う」と、すぐにパターを握り、練習を繰り返していた。(静岡県御殿場市/桂川洋一)

2012年 三井住友VISA太平洋マスターズ