2012年 ブリヂストンオープンゴルフトーナメント

後半に伸ばした谷口徹は1打差から逆転を狙う

2012/10/20 18:08
最終18番は狙い通りにきっちりバーディを奪った谷口徹

「ブリヂストンオープン」大会連覇のかかる谷口徹は、通算5アンダー4位タイで3日目をスタート。2番でボギーを先行すると、前半はスコアを伸ばせず停滞。しかし、後半に入り10番、そして16番、18番とパー5でバーディを奪い首位と1打差の通算7アンダー3位タイに浮上してきた。

「途中までは良くなかったですね。16番からは良かったけど。うちの組はひどいし、バーディもこないし、16番まではテレビの映像もカットしてもらいたいわ」と3日連続で笑顔の谷口。この日は普段から面倒を見ている山下和宏と同組ということもあり、終始リラックスしてラウンドをしていた。

周囲もスコアを伸ばし切れていない状況に「今日は風が吹いているのか、いないのかわからないから突っ込みづらい。みんな一緒かなとは思いますけど」と、攻めきれない要因は上空の風にあったという。

首位と1打差で最終日を迎えることに「混戦で、明日一番いいプレーをした人が勝と思うので、それが自分になるように、このあとしっかり調整したいと思います」と、いつも余談を交えながら話す谷口も、最後は真顔で締めた。(千葉県千葉市/本橋英治)

2012年 ブリヂストンオープンゴルフトーナメント