国内男子ツアー

池田VS石川 テレビマッチで直接対決 ギャラリー来場に感謝

2012/10/01 15:32
前日とは一転し、多くのギャラリーの中で公開収録に参加した池田勇太と石川遼

男子プロゴルフの池田勇太石川遼は1日(月)、愛知県の緑ヶ丘カンツリークラブで行われたテレビマッチの収録に参加。18ホールのストロークプレーによる直接対決に臨んだ。

公開収録には約800人の一般ギャラリーが来場。前日に三好カントリー倶楽部で開催された「コカ・コーラ東海クラシック」最終ラウンドは、台風17号の影響で、ツアー史上初の“無観客試合”となったばかり。石川が「今までギャラリーがいて当たり前の環境の中でやっていたので、昨日の試合はショックがあった。良いショットを打っても、バーディを獲っても周りの反応に拍子抜けしてしまう。改めてすごくファン、ギャラリーの力を感じた」と言えば、池田も「俺らは驚くこと、ショット、スコアを人に見せてナンボ。それでお金を稼いでいる。どれだけギャラリーが大事か感じさせられた。今日は凄く楽しかったし、ありがたかった」と大観衆に包まれる普段の舞台に感謝した。

青木功は両者の対決の立会人として参加。今年で3回目となる対決の模様は年末に東海テレビで放送予定。

2人がプレーをともにしたのは昨年の同イベント以来のこと。ツアーでは2011年9月の「アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン」の第3ラウンドを最後に、同組ラウンドは実現していない(過去17回)。

「俺たちにしか分からない世界がある。お互いの良い部分、悪い部分を分かり合える。遼も俺を認めてくれていて、俺も遼を認めている」と池田が言うように、2人は互いを意識しあう仲。石川も「勇太さんが試合で上位に来ると気になる。ツアーで一緒に回りたい」と直接対決を熱望。そして「もちろん最終日最終組で」と声をそろえた。

この対決の模様は東海テレビにて「大日本印章スペシャル 決戦! 2012 池田勇太VS石川遼」として年末の放送(中部ローカル)を予定している。