2009年 東建ホームメイトカップ

丸山茂樹「いい一週間でした!初戦にしては最高です」

2009/04/19 19:06
最終ホールを終えギャラリースタンドにボールを投げ入れる丸山茂樹

国内男子ツアー2009年の開幕戦東建ホームメイトカップ」に、10年ぶりに出場した丸山茂樹。初体験のコースだったため、「掴み掴みラウンドしていました」と話すが、最終日にも見せ場を作り、通算8アンダーの5位タイに入った。

首位と2打差の通算5アンダー8位タイからスタートした丸山は、「前半のハーフで2つ伸ばせたらチャンスある」と話していたが、2番でバーディを奪うも、9番でフェアウェイセンターからの2打目をグリーン左サイドに外した。打ち上げのアプローチをピンまで6m残しボギーを叩いてしまった。

後半に入り11番でバーディを奪うが、この時点では首位と4打差がついていた。ところが、首位を走っていた金鐘徳(韓国)が13番でダブルボギーを叩き、9アンダーの池田勇太が単独首位に。17番パー5でスコアボードを見た丸山はここでイーグルを奪い、8アンダーで1打差まで迫った。

「18番は目いっぱい振りましたよ。バーディ取るぞって気落ちでね。でも、最後のバーディパット、なんでスライスするんだろう!? 絶対にフックだって自信持って打ってるんですけど・・・」。このパットが決まらず8アンダーでホールアウトし、結果的には優勝まで2打足りずに終わった。

「今はゴルフの調子がいいので、仮に米ツアーに1年間出られるならシード権を取る自信もありますよ。今週は悔しいといえば悔しいけど、こういう時でもトップ10に入っていることが大事なんですよ。トップ10を重ねないと、優勝のチャンスないですからね」。大きな目標として賞金王を狙う丸山、片山晋呉を追いかけるためには複数回の優勝が必要になる。

「開幕からの3連戦で1勝はしたいんですよね!」試合前にそう語った丸山だが、残り2試合で10年ぶりのツアー10勝目を挙げることができるか注目だ。

2009年 東建ホームメイトカップ