2009年 つるやオープンゴルフトーナメント

上田諭尉は勘違い「2打差と聞いて勝っているかと…」

2009/04/26 18:53
悔しそうな表情でホールアウトする上田諭尉。2勝目はお預けとなってしまった

「つるやオープン」最終日、2位に3打差をつけて単独首位からスタートした上田諭尉は、2バーディ2ボギーの「71」とパープレイで回って通算12アンダーの3位タイ。しかし、場合によってはもっとスコアを伸ばせたのかも知れない。

「ちょっと自分と一緒の組の人を意識し過ぎてしまいました」という上田。その相手とは、片山晋呉、そしてD.スメイルの2人だ。

9番を折り返した時には、2位と2打差の首位キープ。「今日のこの状態を見て、伸びてないだろうと思ったんですけど」と、強風の吹くコンディションに攻めよりも守りを選んだ。

「15番で(ギャラリーが)2打差と言っているのを聞いて、勝っていると思っていたけど実際は負けていて、ボードを見て気付きました」と言う上田。優勝争いのプレッシャーからか、グリーンが重く感じ打ち切れないことが多かったというが、「もう少しボードが早めにあったら、(15番で)勝負出来るんだけどね」と、周囲の状況を把握出来ずに、ツアー2勝目のチャンスを逃してしまった。

2009年 つるやオープンゴルフトーナメント