2012年 VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント

藤田寛之が故郷・福岡でホールインワン!

2012/08/24 18:39
ロフト角24度のユーティリティでエース達成!藤田寛之が好位置で決勝ラウンドへ

福岡県の芥屋ゴルフ倶楽部で開催中の国内男子ツアー「第40回VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント」2日目。藤田寛之がホールインワンを達成し「66」をマーク。首位に4打差の通算9アンダー7位タイに浮上してきた。

出だしの1番からピン直撃のセカンドショットでバーディ発進を決めながらも、チャンスでなかなかパットを決められない展開が続いた藤田。会心の一打は、後半11番で3つ目のバーディを決めた直後の12番(パー3)で飛び出した。ティからピンまでは193ヤード、左からのアゲンストの風に対し、ロフト24度のユーティリティで打ち出すと、ボールはピンに向かって一直線。手前3メートルに着弾し、フックラインを転がってカップに沈んだ。

同組の片山晋呉池田勇太とハイタッチを交わしグリーンへ上がると、帽子を取って歓声に応えた。2008年に、同じく生まれ故郷の福岡・古賀GCで行われた「日本オープン」以来となるツアー5回目のエース。「久々で嬉しかった。思わずクラブを放り投げてしまった」と、照れ笑いで喜んだ。

直後の13番(パー5)で3パットボギーを叩いたものの、上がり3ホールで2バーディを決めてフィニッシュ。見た目よりも重いグリーンに手を焼きながらも「良い位置ですね」と素直に言う。「まずはパットを入れないことには話にならない。(周囲の)スコアが伸びるのは間違いないけれど、チャンスをものにするゴルフができれば付いていけるはず」。今季3勝目に向け、まずはムービングデーのバーディ合戦に挑んでいく。(福岡県糸島市/桂川洋一)

2012年 VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント