2012年 〜全英への道〜ミズノオープン

松山英樹は2回の3パットで出遅れ

2012/06/21 20:11
グリーン上では苦しんだが、ショットの状態は上々。2日目以降の浮上が期待される松山英樹

国内男子ツアー第8戦「~全英への道~ミズノオープン」が21日(木)、岡山県のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部で開幕。アマチュアの松山英樹は5バーディ、5ボギーの「72」とイーブンパー、トップとは5打差の40位タイで初日を終えた。

冷たい雨が降りつけた初日。午前11時42分からの中断により、約30分スタートが遅れた松山は、前半から出入りの激しい展開を強いられた。2ホール目の11番(パー5)で早々に3パットボギーを叩いてしまうと、13番からはバーディとボギーが交互に折り重なった。

後半は1番で10メートルを沈めてガッツポーズを見せ、第2打をピンそば1.5メートルにつけた5番から2連続バーディとする見せ場も作る。しかし最終9番でこの日2度目の3パットボギーを喫してイーブンパーフィニッシュ。パット数は29と、悲観する数字ではないものの「(マスターズ終了後から)打ち方を変えてから距離感がつかみづらくなっている」とグリーン上でのプレーを課題に挙げた。

それでも「パットがすごく悪い中で、5バーディを取れたのは良かった」とショットの状態には前向き。2日目以降は「もっとボギーを打たないようにしないと。(セカンドショット以降の)“距離の残し方”だったり、持つクラブも、もっと考えなければ」と、よりコースマネジメントを重視したプレーで浮上を狙う。(岡山県笠岡市/桂川洋一)

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