2012年 とおとうみ浜松オープン

6連続バーディの宮里聖志は3位タイ

2012/05/17 18:53
前半9ホールで9パット、1ラウンド22パットで7アンダーをマークした宮里聖志

バーディ合戦となった「とおとうみ浜松オープン」初日は、アンダーパーが117人というスコアの伸ばしあい。ツアー史上でも最多アンダーパー記録を打ち立てた。風がほとんど吹かなかった午前中にスコアを伸ばす選手が多かったが、午後スタート組では宮里聖志が7アンダーをマークして3位タイに入る好スタートをきった。

4番でチップインバーディを決めた宮里は、5番でボギーをたたいてしまうが、6番から怒涛のバーディラッシュを見せる。3m、4m、ベタピンにつけるショットは出なかったが、その分パッティングが冴え渡り、11番まで6ホール連続1パットでのバーディを決めた。

その後、14番でもバーディを奪った宮里だが、終盤はバーディパットがわずかに外れ、最終18番も入れれば首位に並ぶ3.5mのバーディパットは惜しくもカップをすり抜けてしまった。「最後は読み間違えました。でも今日はタッチと読みが合っていましたね」と、1ラウンド22パットというラウンドに宮里自身も「入りすぎ」と首をかしげる。

大会2日目にむけ多くの選手が風を警戒し、宮里も「風が吹くと難しいと思うので、今日みたいにパターが入ってくれないとこんなスコアは出ないですよね。どんなにショットが良くてもパター入らないとダメなんで」と、2日目以降も今季調子の良いパッティングでスコアを伸ばしていく作戦を立てる。(静岡県浜松市/本橋英治)

2012年 とおとうみ浜松オープン