2011年 ダンロップフェニックストーナメント

54H短縮でベ・サンムンの賞金王決定は先送りか!?

2011/11/19 14:14
パターを1本握り締めてホテルに戻るベ・サンムン

「ダンロップフェニックストーナメント」の大会3日目は、悪天候によるコースコンディション不良のため中止が決定。大会は54ホールに短縮され、獲得賞金の加算が75%に縮小されることになる。

現在賞金ランキング首位のベ・サンムン(韓国)は、この大会が今季国内ツアー最終戦となる。次週、そして再来週とツアーは2試合を残しているが、ベは来季の米ツアー挑戦のためクオリファイスクールに行くことになっている。

今大会で優勝、もしくは2位タイ(2名以内)にべが入ってランキング3位の谷口徹が優勝しない限りベが賞金王獲得となっていた。しかし、賞金が75%に縮小されることで、べは優勝しない限り、日本にいながらにしての賞金王確定はお預けとなってしまう。

この日、中止が決まりホテルに引き上げるべは「しょうがないですね。昨日はパッティングが良くなかったので、それも残念。明日はビッグスコアを目指して頑張ります」と、パター1本を握り締めてホテルに向かった。

「毎日チェックしています」とラウンド後にホテルに戻る際はパターを持ち歩いている、べ。首位と9打差の通算1オーバー30位タイから逆襲を狙う。(宮崎県宮崎市/本橋英治)

※11月30日に訂正。賞金100%の場合は2位タイ(2名)に入った際のベの賞金総額が1億6665万2708円、75%になると単独2位でも1億6275万2708円と、石川にも逆転の可能性が出てくる。

2011年 ダンロップフェニックストーナメント