藤田寛之、イーグル決まらず1打差3位
2011/10/30 18:58
1993年の「JCBクラシック仙台」以来となる6ホールにおよぶプレーオフが行われた「マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント」。藤田寛之は、最終18番で4mのイーグルパットが決まっていれば、通算15アンダーでホールアウトした河野晃一郎とベ・サンムン(韓国)の激闘に加わることになっていた。
藤田の2打目はピンの上8mに落ちると、傾斜で戻りピンまで4mの位置に止まった。「キャディと相談して、カップの右いっぱいと読んだんでけど。どこかスライスの要素が入っているような気がして。読みにくいラインでした。タッチを合わせに行ったので、強めに打てば、もしかしたら真っ直ぐでも良かったのかなぁ」。
藤田の放ったイーグルパットは、カップの手前で少しずつ右に曲がり、カップをすり抜けてしまった。返しのバーディパットをしっかりと決めて、通算14アンダーの3位タイに入ったが、ラインを読みきれなかったことを悔やんだ。
最終日のプレーについては「まあ、このスコアだから良しとしないといけないですよね。13番のティショット、15番のティショットとミスもあったけど、良いプレーもあったし。良しとしないと・・・」と自らにいい聞かせるような言い方で振り返っていた。(兵庫県加東市/本橋英治)