松山英樹はギリギリで予選通過
2011/10/14 18:37
千葉県の鷹之台カンツリー倶楽部で開催中の国内男子メジャー第3戦「日本オープン」2日目。昨年のベストアマ松山英樹は通算6オーバーの58位タイで決勝ラウンドに進んだ。
1オーバーの25位からスタートした松山は、前半インの12番で乱れた。第2打をグリーン左奥へとこぼすと、アプローチが寄らず、さらに6メートルから3パットを叩いて痛恨のダブルボギー。続く13番で15メートルのバーディパットを決めたが、15番(パー3)ではティショットをバンカーに入れるなど安定感なく、その後4つのボギーを叩いて後退した。
「ティショットでドライバーが真っ直ぐ飛んだのは良かったけれど、セカンドショットでうまくいかず、苦しかったですね」。また、最も自信があるというパッティングも不調で「イメージ通りに打てていない。ストロークが悪いからああいう結果になった」と、ため息をついた。
ショット、パットがかみあわない2日間。ホールアウトした時点では予選通過圏外だったが、後半にスタートした選手たちがスコアを落とし、カットラインが繰り下がったため、ギリギリで決勝ラウンドに進出。ツアーでの貴重な経験を積む機会とあって「いろいろ試して、これから先のためにも一打、一打丁寧にやっていきたい」と話した。(千葉県千葉市/桂川洋一)