41位タイの池田勇太、巻き返しなるか
2011/10/13 18:15
国内男子ツアーの今季メジャー第3戦「日本オープン」が13日(木)、千葉県の鷹之台カンツリー倶楽部で開幕した。今季2勝目を目指す池田勇太は4バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの「73」。2オーバーの41位タイと出遅れた。
池田は出だしの10番でティショットをいきなり右ラフに曲げた。第2打は右から上空に競り出た木に当たり、そのまま下へポトリ。第3打でもグリーンをとらえられず、いきなりボギー先行を強いられた。11番以降はパーを並べ、17番でフェアウェイからの第2打をピン右1.5メートルにつけて最初のバーディを奪うが、続く18番でティショットを左ラフに入れてボギーとしてしまった。
後半最初の1番でバーディとするものの、続く2番をダブルボギー、3番をボギーとするなど流れをつかめない。その後2つのバーディを決めて1オーバーまで盛り返すが、最終9番でボギーフィニッシュとし、憮然とした表情でホールアウトした。
「もっといけたはず。無駄なボギー、ダボがある。すべてにおいてダメな方が多かった」と、ため息交じり。ラウンド直後はすぐに練習場へと向かい、首をひねりながらショットの調整に勤しんだ。「大きなスコアは出ないと思っている。その中でもこんなゴルフをしていてはいけない」。小学生時代から慣れ親しんだコースで、巻き返しを図りたい。(千葉県千葉市/桂川洋一)