千葉出身の池田勇太 “地元2連勝”へ闘志
2011/10/12 20:15
国内男子ツアーの今季メジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権競技」は13日(木)から4日間、千葉県の鷹之台カンツリー倶楽部で開催される。今季2勝目、そして自身通算2度目のメジャー制覇へ向け並々ならぬ意欲を見せているのが池田勇太だ。
千葉県出身の池田にとって同CCは小学校低学年の時から慣れ親しんだ地だ。「家からも近いし、地元での大会だから活躍したい。知り合いも多いのでここで優勝を飾れるのも恩返しになるかなって。ガキの頃からお世話になっているからね」。このトーナメントウィークに入る以前の練習ラウンドも「しなくてもだいたい分かっている」と、大会直前だけの調整にとどめた。
コース入りしてから倉本昌弘からのアドバイスもあり、状態は上向き。「ドライバーショット以外は大丈夫。アイアンは良くなっているのは間違いない。できる範囲で優勝を目指したい。勝てる流れにどう持って行けるか」と言葉に自信がよみがえってきた。
3連覇のかかる次週の「ブリヂストンオープン」も千葉での試合とあって2連勝となれば最高だ。だがまずは“日本一”の称号のかかるこの大会。「ポイント? 我慢強さ。日本オープンはいつもこうでしょ」と静かに闘志を燃やして耐え抜くつもりだ。(千葉県千葉市/桂川洋一)