ツアー初優勝のカート・バーンズ「いつかは賞金王になりたい」
2011/09/18 17:20
雨にたたられた「ANAオープン」最終日だったが、昨年から履いているというLOUD MOUTHのオーストラリア国旗をあしらったパンツが、最後まで誇らしげだった。
同郷のブレンダン・ジョーンズ、クレイグ・パリーに誘われて昨年から日本ツアーに参戦しているカート・バーンズは、この日は「とても緊張していたけど、それが良かった」と振り返る。
今年は「中日クラウンズ」で7位タイ、「サン・クロレラクラシック」で4位タイ、そして今週ついに日本ツアー初優勝。好調の要因を「今年はすごくリラックスしてプレーできているから」とバーンズは言う。
今週、バーンズのバッグを担いだのは、“サイモン・メモ”として有名なヤーデージ・ブックを制作しているサイモン・クラーク。長く日本ツアーでもキャディを務め、「キャディがよく手助けしてくれた」と、バーンズも感謝しきりだ。
「日本ツアーで早くもう一勝したいし、いつかは賞金王になりたい」とバーンズ。オーストラリアにいる婚約者との結婚は「多分、来年」と照れたが、この一勝でその時期も早まるのかもしれない。(北海道北広島市/今岡涼太)