2011年 ANAオープンゴルフトーナメント

伊澤利光が1年1カ月ぶりに予選通過

2011/09/16 20:13
「基本的にはドライバーだけ」という伊澤の悩み。「これが持続してくれれば」とこの好調さに祈る思いだ

「ANAオープン」2日目を終え、初日「71」2日目「67」の通算6アンダーで6位タイにつけている伊澤利光は、昨年の「関西オープン」以来、実に1年1カ月ぶりの予選通過を果たしている。

ちょうど1年前のこの試合から、右脇腹痛などの影響でシーズン残りの試合を欠場。今年の開幕戦からツアーに復帰したものの、14戦目にしてようやく決勝ラウンドへと駒を進めた。

記者たちに囲まれると「どうも、ご無沙汰していました」と照れる伊澤。大会初日からぶっつけ本番で実戦投入したドライバーが好調で、「今回はたまたま合って良かったです。これが持続してくれればいいかな」と、喜びと不安の入り交じった気持ちを打ち明けた。

予選ラウンドを一緒に回ったのはW杯を共に戦った戦友でもある丸山茂樹。「お互い同じような(ドライバーの)悩みだから、慰め合うじゃないけど、若干励まし合って良い感じで回れたね」と、ペアリングにも恵まれたという。

「早く70%位の自信を持って打ちたいね。それが80~90%とかいったら優勝争いができると思うけど、今はまだ30~40%」。それでも、久しぶりの予選通過に伊澤の表情は明るかった。(北海道北広島市/今岡涼太)

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