2011年 TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN LakeWood

宮本勝昌が最終日にコースレコードを記録

2011/09/11 19:01
宮本勝昌は最終日の猛チャージで今季初の3位フィニッシュ!

三重県のTOSHIN Lake Wood Golf Clubで開催されたの国内男子ツアーの第14戦「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN LakeWood」最終日。8アンダーの18位タイからスタートした宮本勝昌が10バーディ、ノーボギーの「62」を叩き出し、コースレコードを樹立した。

1番ではティショットが右に飛び出し、暫定球を放った宮本。結局セーフでパーとして事なきを得たが、その後は誰もの予想を覆す快進撃を展開した。2番(パー3)で最初のバーディを奪うと、18メートルを沈めた3番を含めて3連続。6番で4つめを奪うと、8番からは4連続バーディを決めた。17番でも3メートルのパーパットを沈める、しぶとさも発揮。最終18番もバーディフィニッシュして自己ベストもマークした。

今季は前週まで13試合中6試合で予選落ちを喫し1試合が棄権。「日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills」の10位タイが最高位で、賞金ランキングも76位と低迷していただけに「パターが全部入った。50台が出て、石川遼みたいになるかなと思ったけど、そこまでは“持って”いなかった」と久々に会心の笑顔を見せた。

今大会は石川遼が左肩違和感のため、残念ながら2年連続で欠場。大会主催者は不快感を示し今後、男子ツアーから撤退することも示唆した。その中で選手会長を務める宮本は「石田(信文)社長に来年もお願いします、と。女子(ツアー)に行かないでと願って」と“奮起”。「エキサイティングなスコアが出るトーナメントのひとつ」と継続開催を切望する。

選手たちのリーダー役としてコース内外を奔走する日々が続いているが「そんなことは関係ない。それを言い訳にするのは違う。成績とはつなげて考えない」とキッパリ。「試合が続く方が力を発揮できるタイプ。どんどんツアーのレベルが上がっていく中で、ハイレベルな戦いをしないと」後半戦へ向け力を込めた。(三重県津市/桂川洋一)

2011年 TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN LakeWood