2011年 〜全英への道〜ミズノオープン

首位タイ浮上のキョンテはインコースが苦手!?

2011/06/25 16:38
最終18番、最終日のキョンテはどうやって攻めてくるか

国内男子ツアー「~全英への道~ミズノオープン」の3日目、前半からバーディラッシュで首位に浮上したのは、昨年の国内賞金王キム・キョンテ(韓国)だった。通算6アンダー、首位と2打差の2位タイでスタートしたキョンテは、1番をバーディでスタートすると、中盤には4、5mのバーディパットが面白いように決まり、8番までに5ストローク伸ばした。

単独首位でスタートした小林正則が苦戦する中、同じ最終組でラウンドするキョンテが単独首位に浮上すると、8番を終えた時点では2位に4打差をつける独走態勢となった。ところが、前日も「全米オープンからの移動など体力的な疲れが出てしまった」と、後半は全てパープレーだったが、この日は9番のボギー以降スコアを伸ばせず、15番でバーディを奪ったが、最終18番パー5でボギーを叩いてしまう。

「昨日も18番で80センチぐらいのパットを外すミスをしましたが、今日も18番はダメでした」と悪いイメージを持って迎えた18番でスコア伸ばすどころかボギーにしてしまい、追い上げてきたベ・ソンムン(韓国)と並び、通算10アンダーの首位タイでホールアウト。

「アウトよりもインの方が難しいですね。アウトのパー5ではバーディが獲れるけど・・・」と、後半のインコースに若干の苦手意識を持つ。「ショットは良いので、あとはパッティングだけです」と話すキョンテだが、最終日に後半まで優勝争いがもつれたときに、インコースへの苦手意識が出なければ良いのだが。【岡山県笠岡市/本橋英治】

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