石川遼が全米OPへ向け渡米。“無免許運転”を謝罪
2011/06/10 10:37
「全米オープン」に出場する石川遼が10日(金)、成田空港発の航空機で渡米。会見の席上、先月まで、日本国内では無効の国際運転免許証で運転していたことを明らかにし、謝罪した。
石川は今年2月、米国遠征した際にネバダ州で運転免許を取得。4月に帰国後も自家用車を運転していた。しかし2002年に改正された道路交通法では、国際免許証が日本国内で効力を発揮するためには海外での3か月以上の滞在が必要。石川サイドはこれを認識していなかった。
不注意とはいえ日本国内では“無免許運転”にあたる事態。スーツ姿で成田空港内の会見場に姿を見せた石川は「このたびは自分の不注意、不手際で、お世話になっているスポンサー、ゴルフファンの皆様にご迷惑をおかけして申し訳なく思っています。今後どうなるかは決まっていませんが、プロとしての自覚をもって、これからも日々精進していきたいと思います。本当にすみませんでした」と謝罪。約70人の報道陣を前に頭を下げた。
全米OPを1週間後に控える中「正直、落ちついてはいないが、このまま誰にも気づかれずに運転し、事故でも起こしていたら直接的に迷惑をかけてしまう。(指摘を受けたことは)感謝しなくてはいけない部分もある」と神妙な表情。「しっかりゴルフに集中して、(今回の問題とは)セパレートすることに挑戦したい」と笑顔なく語った。